その他の性差別についてのフェミニスト行動派の活動です。
(a)反日デモ・戦時性暴力
2012年
9月
フェミニストの間で、反日デモにおけるナショナリズム、暴力、女性蔑視に対する批判広がる。
11月
29日 南京での日本軍性暴力パネル展、1日で中止させられる。フェミニストから批判の声上がる。
※関連ブログ記事
2011年12月~2012年12月:「2012年における反日デモ、日本軍の性暴力問題と中国のフェミニスト」(2013/05/08)
(b)幼女買春罪
「幼女買春罪」とは、中華人民共和国刑法において、14歳以下に対する買春を「強姦」ではなく、「幼女買春」として扱い、強姦ほどには重く罰しない規定である。また、「強姦罪」は「公民の人身の権利、民主的権利を侵犯する罪」に属するのに対して、「幼女買春罪」は、「社会の管理と秩序を妨害する罪」に属している。これは、幼女が自分で売春したので、幼女にも問題があったとされていることも批判されてきた。2015年8月に廃止された。
2013年
12月
9日 鄭州市で20人近い大学生ら、幼女買春罪の早期廃止を求めるパフォーマンスアート(発起人:小夏[現地の大学生]ら)
2015年
7月
15日 肖美麗、幼女買春罪の廃止求める署名開始(8月4日に1922筆郵送)。
(c)人身売買
2015年
7月
28日 誘拐されて河北省の村に売られたのに、村の子どものために小学校の代講教師になった郜艶敏を賛美した2013年の報道や2009年の映画がネットで問題化。
30日 女子大学生・張累累、郜艶敏事件について中共河北省委(郜を「河北を感動させた十大人物」「最も美しい村の教師」に選出)と同省公安庁に対して、行政・法律執行責任を果たすよう求める937人連名の手紙送る。