「中国女性・ジェンダーニュース+」記事総覧

目次

はじめに
総記(各年の10大ニュースなど|総合的データ、ジェンダー統計|書籍)
女性政策総記、女性と法律総記(総記|婦女権益保障法など|女性差別撤廃条約|女性と災害)
女性の政治参加・女性運動(女性の政治参加|中華全国婦女連合会|女性NGOなど|行動派フェミニスト(別ページ)。
女性学、ジェンダー論、男性学(女性学・ジェンダー論、男性問題・男性学)
女性の雇用労働(差別全般|同一(価値)労働同一賃金|定年差別|労働保護|女性研究者・技術者|看護労働・保育労働|父親の育休|社会保障)
農民女性(総記|農村在住の女性|出稼ぎ女性、多国籍企業の責任)、農村の児童問題、児童労働
女性に対する暴力(性暴力|人身取引|DV|職場のセクハラ)、児童虐待
民族紛争・武力紛争と女性(軍隊と女性|中国における日本軍の性暴力|少数民族女性)
女性と教育
女性と家族
セクシュアリティ・性教育
性的マイノリティ(同性愛者と暴力、ゲイの妻などのテーマを含む)
売買春・セックスワーク
女性と健康(女性とエイズ|リプロダクティブライツ/ヘルス|うつ病とジェンダー|スポーツと女性・ジェンダー|トイレとジェンダー)
高齢女性・女性障害者
女性とメディア
女性と文化・文学

台湾(女性政策総記、女性と法律総記|女性労働|女性に対する暴力|「慰安婦」|女性と教育|セクシュアルマイノリティ|売買春・セックスワーク)

香港(女性運動|女性に対する暴力|セクシュアルマイノリティ|売買春・セックスワーク)

はじめに

 ・私が2006年から開始したブログ「中国女性・ジェンダーニュース+」で扱った事項のうち、中国関係の事項を年月の順に並べてあります。ブログの記事は、事件のかなり後で書いたものもありますが、ここでは、事件が起きた年月の順に並べています。ただし、特定の時期の話ではない記事については、年月を付さずに、その記事が書かれた年月の箇所に入れてあります。
 ・「年表」ではありませんので、重要な事項でも、漏れているものもあります。なお、この時期の比較的漏れの少ない年表としては、私が『中国女性史研究』の第15号(2006年)以降、私が毎号書かせていただいている「現代中国女性史年表追補」があります(1949年から2004年までについては、遠山日出也「現代中国女性史年表」『中国女性史研究』第14号を参照してください)。
 ・また、私がこの時期の問題に関して紙媒体で発表した記事を、冒頭に挙げてあります(この時期以外の問題について書いたものに関しては、「私が書いたもの」のページをご覧ください)。
 ・事件(ニュース)になりにくい問題や私の専門でない問題については、あまり記事がないことをご了承ください。
 ・催しや雑誌の発刊のお知らせをしただけの記事は略しています。

今後は、全体の流れや歴史的な流れがわかるように、まとめや分析をしていこうと思います。

このブログについて
開設にあたって」(2006/08/17)
『「中国女性・ジェンダーニュース+」記事総覧』を作成しました」(2010/01/24)

中国本土

総記

各年の10大ニュースな
2006年
『中国婦女報』による2006年『十大女性ニュース』 」(2007/01/11)
2006年の女性をめぐる話題」(2007/01/13)
2007年……ブログでは記事にしませんでした。
2008年
2008年『中国10大セックス/ジェンダー事件』」(2008/12/29)
『中国婦女報』による『2008年10大女性ニュース』」(2009/01/10)
2009年
2009年度『中国10大セックス/ジェンダー事件批評』」(2009/12/17)
2010年
『第3回(2010年)中国10大セックス/ジェンダー事件批評』」(2011/01/06)
2011年
『第4回(2011年)セックス/ジェンダー事件批評』」(2012/01/09)
2012年
『第5回(2012年)中国10大セクシュアリティ/ジェンダー事件批評』」(2012/12/25)

総合的データ、ジェンダー統計
2007年4月:「ジェンダー統計に関する初の全国会議 」(2007/12/11)
2008年:「『中国社会の中の女と男──事実とデータ(2007)』出版」(2008/07/25)
2008年:国家統計局「2008年時間利用調査」→「中国初の本格的生活時間調査」(2008/12/18)[追記あり]
2011年10月:「第3回中国女性の社会的地位調査――男女の収入の格差がさらに拡大」(2011/10/23)

書籍
2006年3月:全国婦聯婦女研究所『1995~2005年:中国性別平等与婦女発展報告』(婦女緑皮書)、王金玲主編『中国婦女発展報告 No.1(´95+10)』(婦女発展藍皮書)出版→「本年の動向7―北京会議以降の中国女性についての2冊の白書」(2006/10/04)
2006年11月:全国婦聯婦女研究所課題組『社会転型中的中国婦女社会地位』出版→「『社会転型の中の中国女性の社会的地位』出版」(2007/02/25)
2007年2月:「須藤瑞代『中国「女権」概念の変容』出版」(2007/03/04)
2007年:お茶の水女子大学21世紀COEプログラム「ジェンダー研究のフロンティア(F-GENS)」プロジェクトB編『家族・仕事・家計に関する国際比較研究:中国パネル調査第2年度報告書(2007年3月)「家族・仕事・家計に関する国際比較研究の中国パネル調査報告書」(2007/05/22)
2009年5月:「末次玲子『二〇世紀中国女性史』刊行」(2009/05/31)

女性政策総記、女性と法律総記

 →個別のテーマについてに関する政策や法律は、それぞれの項目参照

総記
2007年1月:譚琳・姜秀花主編『社会性別平等与法律:研究和対策』出版→「『ジェンダー平等と法律:研究と対策』出版」(2007/03/15)
2007年5月:「『中国女性発展要綱』の中期評価報告」(2007/11/30)
2008年1月:「 信陽市の『女性は試験で2点プラス』という決定についての議論 」(2008/02/13)
2010年3月:「国際女性デーの胡錦濤総書記の講話と女性たちの声」(2010/03/12)
2010年10月:「戴晴、艾暁明、呂頻氏らが『劉暁波のノーベル賞受賞に関する声明』に署名」(2010/10/31)
2011年8月:「『中国女性発展要綱(2011-2020年)』をめぐって(その1)」(2011/08/22)

婦女権益保障法など
 基本法的性格を持った地方性法規を含む。→婦女権益保障法の各領域のテーマについては、それぞれの項目参照

遠山日出也「最近の中国の女性労働問題をめぐるさまざまな女性たちの動き」『女性学年報』第26号(2005年11月)(124-143頁)の129-131頁→婦女権益保障法改正まで
2009年3月:「今年の全人代などに提出された女性やジェンダーに関する議案(1)」(2009/4/12)→婦女権益保障法に関する提案あり
2009年9月:「セクハラを例にした、婦女権益保障法の実効性に対する厳しい批判」(2009/10/31)
2009年12月:「『深圳経済特区ジェンダー平等促進条例』の意見募集稿は画期的だが……」(2009/12/30)
2012年6月:「『深圳経済特区ジェンダー平等促進条例』制定――ジェンダー主流化のシステムを作ったが、具体的な規定は草案より大きく後退」(2012/09/06)
2017年3月:「先進的と言われた「深圳経済特区ジェンダー平等促進条例」が空文化?」(2017/04/10)

女性差別撤廃条約
遠山日出也「最近の中国の女性労働問題をめぐるさまざまな女性たちの動き」『女性学年報』第26号(2005年11月)の136-137頁。
2006年8月:女性差別撤廃委員会第36会期、中国政府の報告を審査、最終コメントを出す
→「国連の女性差別撤廃委員会、中国政府に最終コメント」(2006/09/06)
→「女性差別撤廃委員会と中国のNGO」(2007/05/12)
→2006年のチベット女性協会によるオルタナティブレポート→「チベット女性の状況」(2008/03/17)
2007年1~12月:「政策制定者と法律執行者に対する『女性差別撤廃条約』および『婦女権益保障法』研修」プロジェクト→「女性差別撤廃条約と婦女権益保障法の研修プロジェクト」(2007/04/20)
2007年4月:「ジェンダー統計に関する初の全国会議」(2007/12/11)→ジェンダー統計は、最終コメントで言及されていた事項の1つ
2007年5月:「国務院女性児童工作委員会、CEDAW最終コメントについてのシンポ開催」(2007/06/23)
2014年10~11月:「国連女性差別撤廃委員会の中国政府第7次、第8次合併レポート審議・総括所見とNGO」(2015/04/23)

女性と災害
2008年6月:「24の民間団体が共同で被災地の女性の権利を訴える建議を発表」(2008/06/09)
2009年1月:「『中国婦女報』による『2008年10大女性ニュース』」(2009/01/10)→3番目のニュースに注意

女性と政治、女性運動

女性の政治参加
2007年3月:「全人代の女性代表比率を『22%以上』と規定へ」→2008年2月の※へ(2007/03/10)
2007年3月:「全国政協や村民委員会の女性比率の最低線を定める提案」(2007/03/15)
2007年10月:「中国共産党指導部の女性比率」(2007/10/22)
2008年2月:※「全人代の女性代表の比率、21.3%にとどまる」(2008/03/01)
2008年:「村民委員会における女性」(2008/06/08)……2008年に発表された調査報告と、選挙の際の女性の「専職専選」について
2009年12月:「村民委員会組織法の改正草案と女性」(2010/02/08)
2010年1月:「ただ一人の女性省長・宋秀岩さんが辞職──歴史的にも女性の省のトップはごく僅か」(2010/01/17)
2011年8月:「中国の女性副省長――『中国女性発展要綱(2011-2020年)』をめぐって(その2)」(2011/08/23)

中華全国婦女連合会
2007年1月~:「今年から『中国婦女報』に農民女性を扱う『郷土中国』欄」(2007/02/09)
地方の婦連のサイトと中国国内の格差」(2007/08/08)
2007年2月~「市婦連の主席のブログ」(2007/09/07)
2008年1月~「『中国婦女報』になぜ「軍旗飄飄」面?」(2008/02/21)
中国の女性(と子ども)センター」(2008/08/31)
2009年10月:中国婦女第10回全国代表大会
→「中国婦女第10回全国代表大会(1)──規約改正」(2008/11/08)
→「中国婦女第10回全国代表大会(2)──活動報告」(2008/11/12)
→「中国婦女第10回全国代表大会(3)──女性の期待と大会」(2008/11/13)
2011年3月:「『中国婦女運動百年』――誰のための豪華写真集?」(2011/07/26)
2013年10月:中国婦女第11回全国代表大会
中国婦女第11回全国代表大会、習近平講話に対する微博上での批判」(2013/11/08)

NGOその他
2000年設立:「西北工業大学女性発展・権益研究センターの活動」(2008/10/15)
2006年5月:北京大学法学院婦女法律研究与服務中心[1995年12月設立]編『中国婦女労動権益保護理論与実践──从法律援助和公益訴訟的視角』出版→「女性労働者の権益保護の理論と実践の書」(2007/09/05)
(2006年8月)「女性差別撤廃委員会と中国のNGO」(2007/05/12)
2006年9月:「顛覆男権網」開設→「ラディカルなHP・『男権転覆ネット』」(2006/10/05)→その後消滅
2007年1月:女性権益公益弁護士ネットワーク設立→「女性権益公益弁護士ネットワークの挑戦」(2007/04/24)
2009年4月:高小賢・謝麗華主編『中国婦女NGO成長進行時』出版→「中国の女性NGOについての本」(2009/04/30)
2009年10月:「『“北京+15”中国女性NGOレポート』――中国政府の『北京行動綱領』の実施状況をチェック 」(2010/02/01)
2009年12月:「世界基金のプロジェクト中止で、中国民間女権工作室に打撃――中国のNGOの困難」(2010/02/26)
2010年3月:「北京大学、女性法律研究・サービスセンターを切り捨て──人権NGOに対する政府の締めつけの一環か?」(2010/04/12)
2011年8月~2012年3月:「葉海燕さんの婦連批判と『民間婦連』、底辺の女性への視点」(2012/05/03)

フェミニスト行動派(女子大学生らのパフォーマンスアートなど)
フェミニスト行動派・ブログ記事総覧」のページへ行く
 中国の行動派フェミニストの活動についての記事は、上のページで列挙しました。

女性学、ジェンダー論、男性学

女性学・ジェンダー論
 →女性学・ジェンダー論の個々の領域については、各項目参照。
2004年9月:湖南理工学院大学生女性学学会設立(サイト設立は後日)「大学生の女性学の社団のサイト」(2007/04/28)
2006年4月:中華女子学院、全国で初めて女性学の本科生を募集:「本年の動向8―女性学専攻の学部生を初めて募集」(2006/12/08)
2006年8月:「女性/ジェンダー学学科発展ネットワーク結成」(2006/09/11)
2006年~2007年:「近年の中国女性学を論じた3つの論文」(2007/05/22)
2007年9月:「中国社会学学会に女性/ジェンダー社会学専門委員会設立」(2007/10/12)
2007年10~12月:「女性・ジェンダー研究の新しいサイト、資料の新しいアップロード」(2007/12/31)
2009年3月:女性/ジェンダー学学科発展ネットワーク第1回学術研究討論会→その中の一報告:「インターネットのフェミニズム組織の試み」(2009/08/29)
2009年7月:「女性/ジェンダー学学科発展ネットワーク第1回会員代表大会」(2009/08/24)

男性学、男性問題
2006年6月:方剛・胡曉紅主編『男性要解放』出版。「本年の動向4―『男性要解放』出版」(2006/08/20)
2006年4月:香港の「両岸三地男性デー交流会」でシンポジウム
2006年12月:北京で「男性とジェンダー平等:多元的対話と研究・討論」シンポジウム
→「本年の動向11―男性問題のシンポジウム」(2006/12/22)
2006年11月:「方剛さんの論文が『ジェンダー史学』に掲載」(2006/12/09)
2006年12月~2007年8月:「第1回全国十佳『時代男性』の選出」(2007/12/05)
2008年5月:「方剛『男性研究と男性運動』出版」(2008/05/23)
2009年2月:「『長沙市反DV男性参与行動グループ』設立」(2009/03/02)
2011年1月?:「男性に対する強姦事件の判決をめぐって」(2011/01/16)
→「女性労働」の中の「父親の育休」の項目も見よ。

女性の雇用労働

→セクハラについては「職場のセクハラ」を見てください。

雇用における(性)差別一般
2005年5月~「反就労差別の国際協力プロジェクト」(2007/04/15)
2006年3月:労働契約法草案公表→「労働契約法草案と労働者、ジェンダー」(2007/06/08)
2006年4月:李薇薇・Lisa Stearns主編『禁止就業歧視:国際標準和国内実践』出版→「国際基準を踏まえて中国のさまざまな雇用差別を論じた書」(2007/08/12)
2006年5月:北京大学法学院婦女法律研究与服務中心編『中国婦女労動権益保護理論与実践──从法律援助和公益訴訟的視角』出版→「女性労働者の権益保護の理論と実践の書」(2007/09/05)
2006年8月:『中国婦女報』、間接差別に関する劉明輝さんの発言を報じる→「中国でも『間接差別』概念が浮上」(2006/09/17)
2007年2月:「23歳の女性、容貌による差別事件で和解勝ち取る」(2007/03/07)
2007年2月:就労促進法草案公表→「就労促進法(草案)の差別禁止規定の不十分さに批判あいつぐ」(2007/04/04)
2007年6月:労働契約法成立(2008年1月施行)→「就労促進法、労働契約法その後」(2007/07/04)
2007年8月:就労促進法成立(2008年8月施行)、2007年6月:蔡定剣主編『中国就業歧視現状及反歧視対策』出版→「就労促進法の成立、雇用差別研究の発展」(2007/09/25)
2008年1月の労働契約法施行を前にして:「中国で派遣社員への強制転換ひろがる」(2008/01/28)
2008年9月:周偉『反歧視法研究 立法、理論与案例』出版、2006年1月:周偉など著『中国的労動就業歧視:法律与現実』出版→「中国の求人広告などの差別の研究」(2009/02/07)
2007~2008年の日本の研究:「中国の男女賃金格差や性別職業分離に関する実証研究」(2008/06/18)
2008年末~:「国際金融危機の中国女性に対する影響」(2009/09/10)
2009年6月:(北京大学法学院女性法律研究・サービスセンターによる)「職場の性差別についての調査報告」(2009/06/25)↓
2010年3月:「『中国職場性差別調査』出版」(2011/02/25)
2010年5月:「書評:石塚浩美『中国労働市場のジェンダー分析』」(2010/09/07)
2012年4~5月:「各地で雇用における女性差別反対を訴える女子大学生らのパフォーマンスアート 」(2012/05/19)
2012年7月:「求人(募集)の女性差別に対する初の提訴をめぐって 」(2012/08/02)
2012年11月~2013年1月:「女子大学生らが全国8都市で『男性のみ』求人の企業267社を当局に通報、その結果は… 」(2013/01/27)
2012年8月~2013年9月:「求人の男女差別をなくすための女性たちの粘り強い行動 」(2013/09/03)(追記あり)
2013年12月:「就職の男女差別に関する初の裁判が和解――会社が謝罪、3万元を支払う」(2013/12/24)
2014年8月:「求人の女性差別を訴えた中国で2回目の裁判始まる――今回は1ヶ月で裁判所が受理」(2014/09/25)
2014年11月:「求人の男女差別で中国初の勝訴判決――慰謝料2000元の支払い命じる」(2014/11/20)
2015年1月:「『男性のみ』募集を訴えた3件目の裁判――今回は翌日に受理、『男性向け』と思われがちな宅配便配達員での採用の性差別を問う」(2015/02/08)
2015年4~11月:「就職の男女差別で2件目の勝訴判決――今回は宅配便配達という男性職。コック見習い採用の男性のみ求人も提訴」(2015/12/03)
2015年12月~2017年1月:「就職の男女差別裁判で、会社の謝罪も命じる初の判決」(2017/01/21)
2016年12月~2017年10月:「就職の男女差別に対する行政の管理監督責任を問う2件の裁判」(2017/11/20)

同一(価値)労働同一賃金
中国でも注目されつつある同一価値労働同一賃金原則」(2007/11/02)
『体制外従業員』と同一労働同一賃金問題」(2007/10/15)

定年差別
2005年8月、周香華さん、「女性55歳定年規定は違憲」と主張して労働仲裁委員会に訴え、同年10月、裁判所に提訴し、2006年2月、敗訴。
2006年3月 北京大学法学院女性法律研究・サービスセンター、定年の男女差別規定について、全人代常務委員会に違憲審査を請求、同年7月、周香華さんも、全人代常務委員会と国務院、中華全国婦女連合会に違憲審査を請求。
→「本年の動向1―『定年の男女差別は違憲』と訴え」 (2006/08/18)
2008年3月:「今年の全人代に提出された女性やジェンダーに関する議案など」(2008/04/02)
2008年12月~2009年5月:「女性幹部・女性知識人の定年の男女平等化に強い抵抗」(2009/08/09)
元「労働者」身分の女性専門技術者の50歳定年――性別と身分の二重の差別」(2009/11/17)

労働保護
2006年4月:湖南省冷水江市にある炭鉱でガス噴出事故。9名の犠牲者のうち4名が女性→「本年の動向5―女性の坑内労働」(2006/08/23)
2009年6―7月:「成都市の条例草案の生理休暇の規定に対してさまざまな意見」(2009/07/31)
2008―2009年:「女性労働者保護規定の改正をめぐる議論(1)――たいした改正にはならない?」(2009/12/06)
2011年11月:「『女性労働者特別労働保護条例(意見募集稿)』に対する女性団体の意見」(2011/12/24)
2015年1月:「『男性のみ』募集を訴えた3件目の裁判――今回は翌日に受理、『男性向け』と思われがちな宅配便配達員での採用の性差別を問う」(2015/02/08)
2015年4~11月:「就職の男女差別で2件目の勝訴判決――今回は宅配便配達という男性職。コック見習い採用の男性のみ求人も提訴」(2015/12/03)

看護
遠山日出也「中華人民共和国の看護労働に関する政策と実態」『立命館文学』608号(2008年12月)243-256頁→「中華人民共和国の看護労働史」(2009/03/25)
2008年1月:「『看護師条例』公布」(2008/03/11)
看護ヘルパーの劣悪な労働条件」(2008/05/03)

保育
2009年3月:「今年の全人代に提出された女性やジェンダーに関する議案――(3)託児所に関する提案をめぐって」(2009/04/19)

女性研究者・技術者
2002年~:「中国女性経済学者 研究と訓練プロジェクト」:「女性経済学者の地位向上めざして」(2007/10/07)
2002年ごろ~:「女性科学技術者の困難と地位向上のための活動」(2009/10/17)

父親の育休
2008年3月:「今年の全人代に提出された女性やジェンダーに関する議案など」(2008/04/02)→程恵芳の提案を見よ
2009年1月:「上海市婦連が父親の育児休暇を提案」(2009/01/17)
2009年6月:「中央党校女性研究センターが父親の育休を提案」(2009/07/13)

社会保障
2009年3月:「今年の全人代などに提出された女性やジェンダーに関する議案(1)」(2009/4/12)→社会保険法に関する議案も

農民女性

総記
2006年11月:「農民女性の権益に関する全国婦連の調査」(2007/01/11)
2008年2月:甄硯主編『中国農村婦女状況調査』出版→「『中国の農村女性の状況調査』出版」(2008/06/30)

農村在住の女性
農村に残された『留守女性』(1)」(2007/01/17)
農村に残された『留守女性』(2)」(2007/01/23)
2006年11月の謝麗華さんのブログなど:「農村女性の自殺問題」(2007/01/19)
2007年~:「今年から『中国婦女報』に農民女性を扱う『郷土中国』欄」(2007/02/09)
2008年12月:呉治平さんの『中国郷村婦女生活調査』とブログ→「農村女性についてのルポが評判に」(2009/01/29)
2009年12月:「村民委員会組織法の改正草案と女性」(2010/02/08)
~2011年9月:「中国の農村女性の自殺率が低下? その原因は?」(2011/10/13)

農村女性の土地権益
2006年:「出嫁女」28名が村民委員会を訴えた裁判:「農村女性の土地請負経営権をめぐる裁判」(2007/02/16)
2009年3月:「今年の全人代などに提出された女性やジェンダーに関する議案(1)」(2009/4/12)→農民女性の土地権益に関する議案も
2008年―2009年:「仏山市南海区政府が農村の『出嫁女』の土地権益問題を解決」(2009/09/25)
2010年12月:「『中国流動女性土地権益状況調査』刊行」(2011/03/20)
1978年~2014年3月:「農村での土地権侵害に対する『出嫁女』の闘い――陳情、デモ、裁判、インターネット、パォーマンスアート」(2014/03/08)

出稼ぎ女性、多国籍企業
 家政婦には、都市でリストラされた女性などもいますが、この項目に入れています。
出稼ぎ女性の労働条件と企業の社会的責任」(2006/12/26)
アジア女子労働者交流センターとCAWネット・ジャパン」(2007/02/01)
『アジアの仲間』と『CAWネットニュース』の中国関係記事一覧」(2007/02/01)
中国における企業の社会的責任(CSR)』報告書」(2007/05/09)…日本の海外事業活動関連協議会の報告書について
2007年8月:「北京大学法学院女性法律研究・サービスセンター、家政婦の労働保護条例を提案」(2007/08/02)
女性労働者の権益保護の理論と実践の書」(2007/09/05)→家政婦などに言及
2007~2008年:「スポーツ用品産業労働者の搾取・虐待の解消めざす『プレイフェア2008』キャンペーン」(2008/02/04)……北京オリンピックに向けて
環境衛生労働者の苦難」(2008/08/13)
2000年~:「西北工業大学女性発展・権益研究センターの活動」(2008/10/15)……家政婦に関する取り組みも
2008年12月:「京都で『女工哀歌(エレジー)』上映会」(2008/11/05)

農村の児童問題
2005年5月 全国婦連と中国家庭文化研究会、「中国農村留守児童 社会的支援行動シンポジウム」開催
12月 『中国婦女報』とユニセフ、「社会に働きかけ、留守児童と流動児童の権益を保護する」座談会開催
2006年7月 全国婦連「農村の留守児童を愛護する行動を強力に展開することに関する意見」出す
9月 全国農村留守児童工作テレビ電話会議
10月 農村留守児童専題工作組設立
→「本年の動向9―農村に残された『留守児童』の問題」(2006/12/12)

児童労働
2008年4~5月の報道:「中国の児童労働(1)──凉山彝族自治州から東莞市に連れて来られた児童」(2008/10/28)
2006年9月:「中国の児童労働(2)──『中国労工通訊』の調査報告」(2008/10/30)

女性に対する暴力

性暴力
2004年3月:四月天少女性傷害心理援助熱線開通(サイト開設は2007年、現在はサイト消滅)「四月天少女性傷害心理援助熱線がサイト開設」(2007/06/14)
2005年9月~2006年8月 春風計画→「深圳で強姦被害者への救援活動」(2006/10/04)
2006年9月:春風計画、サイト設立→「性侵害の被害者援助サイト『春風ネット』」(2006/12/15)
2006年11月:「『子どもの性侵害防止ネットワーク』設立」(2006/12/15)
2007年:龍迪『性之恥,還是傷之痛:中国家外児童性侵犯家庭経験探索性研究』出版→「子どもの性的侵犯に直面した家族の経験の研究 」(2007/06/03)
2008年11月―2009年初「学校内の性暴力――四川からの2つの訴えより」(2009/03/11)
2009年4月:貴州省習水県で女児に対する性侵害事件(2007年10月~2008年8月)の裁判開始→「女児に対する性侵害事件と法律問題」(2009/05/27)
2009年5月:「鄧玉嬌事件をめぐって」(2009/06/11)
2009年6月:「鄧玉嬌事件の判決をめぐって」(2009/07/07)
2010年12月?:「婚姻内での強姦罪を否定する判決とその論理 」(2011/01/03)
2011年1月?:「男性に対する強姦事件の判決をめぐって」(2011/01/16)
2010年5月~2011年:「山木教育グループ総裁・宋山木の強姦事件をめぐる議論」(2011/12/31)
2012年6月:「痴漢を女性の服装のせいにする上海地下鉄ブログに対する、ネット内外での女性たちの抗議のうねり」(2012/06/30)
2012年6~10月:「各地の弁護士・市民が地下鉄会社に対して痴漢防止策の建議・署名運動」(2012/10/25)
2013年5月:「海南万寧の女子小学生の性侵害事件と女性運動」(2013/06/01)
2013年5~10月:「学校教師による性暴力と行動派フェミニスト――『強姦犯を閉じ込めろ、私を閉じ込めるな』」(2013/10/20)
2014年9月~2015年1月:「広州で若い女性たちが公共交通の痴漢対策について交通管理委員会、地下鉄公司、警察、婦女連合会などと会談――各地で『赤ずきん』姿で痴漢・セクハラ反対活動」(2015/01/24)
2015年5~11月:「林鯨らの『性暴力反対・海南島一周自転車ツアー』と黄葉らの『直男癌に抗する、うつ病女性のフェミニズムウォーク』(北京~広州)」(2015/11/23)
2016年2~4月:「広州地下鉄にクラウドファンディングによって痴漢反対ポスターを掲示する試みなど――2016年の女性たちの公共交通での痴漢反対運動」(2016/08/01)
2017年1月~6月:「自作の痴漢反対ポスターを身につけて街頭や地下鉄・バス内で見せる全国各地のフェミニストのアクション」(2017/06/19)
2017年6月~7月:「中国における女性専用車両導入とフェミニストによる批判」(2017/09/14)
2017年6~8月:「反痴漢アクションに対する弾圧強化の一方で、公的機関による反痴漢ポスター登場」(2017/10/02)
2017年10月~2018年1月:「中国における#MeTooとキャンパスセクハラ反対運動」(2018/01/26)
2018年2月~4月:「中国のキャンパスセクハラ反対運動・その後」(2018/05/17)

人身売買
2006年6月:「中国人身売買反対資料センター設立」(2007/03/04)
2007年7月:王金玲主編『跨地域拐売或拐騙──華東五省流入地個案研究』出版→「人身売買の流入地でのケーススタディ」(2008/01/23)
2007年12月:(国務院弁公庁による)「女性・子どもの人身売買に対する初の行動計画」(2007/12/28)

ドメスティック・バイオレンス(DV)
2006年11月:「中国反DV法律救助・心理救助フォーラム」での話題→「来春にもDVに関する初の保護命令?」(2006/12/09)
(2006年12月)「江蘇省、極めて限定的に婚姻内強姦を禁止か?」(2007/01/24)…江蘇省の婦女権益保障法の施行規則(辨法)に関して
2007年5月:「陳敏『吶喊:中国女性反家庭暴力報告』」出版(2007/05/26)
(2007年9月)「江蘇省、極めて限定的な婚姻内強姦の禁止案も撤回」(2007/10/24)
2008年3月:「今年の全人代に提出された女性やジェンダーに関する議案など 」(2008/04/02)…DVに関する提案も
2008年3月:最高人民法院応用法学研究所「DVに関わる婚姻事件の審理指南」→以下の★参照
2008年8月:無錫市崇安区人民法院が、初めてDVに対して人身安全保護裁定→「DVに対して初の人身安全保護裁定」(2008/06/26)★
2008年7月:中共中央宣伝部・最高検察院・公安部・民政部・司法部・衛生部・全国婦連「家庭内暴力の予防と制止に関する意見」公布→「『DV防止のための意見』を公布」(2008/09/20)
2008年11―12月:「大学生を対象に、女性に対する暴力反対活動」(2008/12/17)
2009年2月:「『長沙市反DV男性参与行動グループ』設立」(2009/03/02)
2009年3月:「長春市DV防止条例が未婚の同居、同性の関係も対象に」(2009/03/19)
2009年3月:「今年の全人代に提出された女性やジェンダーに関する議案(2)――DVに関する提案」(2009/04/14)
2009年4月:「湖南省高級人民法院、DV被害女性の保護を強化する指導意見」(2009/10/24)★
2009年11月:「銀川市のDV条例の、結婚していない同居者間への適用条項、草案から削除」(2009/12/19)
2008年3月~2010年11月:「DVに対する人身安全保護裁定(人身保護命令)の現状 」(2010/11/27)★
2010年12月?:「婚姻内での強姦罪を否定する判決とその論理 」(2011/01/03)
2009年~2012年:「中国のDVについての最近の中国語書籍」(2012/07/12)
2011年9月~2012年8月:「クレイジー・イングリッシュの李陽のDVと離婚裁判、フェミニズム運動」(2012/10/17)
2012年11月~12月:「さまざまな都市でDV反対を訴える『傷を負った新婦』パフォーマンスアート」(2012/12/07)
2012年11月~:「DV防止法の制定プロセスと内容に民間の関与など求める1万人署名運動」(2012/12/08)
2013年1月:「DV防止法制定に関する署名1万2000筆に達し、全人代などに提出」(2013/01/31)
~2013年2月:「DV被害者の夫殺しに対する死刑に反対する中国国内の運動」(2013/02/17)
2013年2月:「李陽の離婚裁判の判決について」(2013/06/03)
2014年11~12月:「家庭内暴力防止法の草案発表、草案に対するさまざまな意見と活動」(2014/12/02)
2014年12月~2015年12月:「DV防止法をめぐる議論と運動――2015年を中心に――」(2016/02/12)
→「セクシュアル・マイノリティ」の「同性愛者とDV」の欄も参照。

職場のセクハラ
2006年2月:重慶市の小学校の女性教師、校長をセクハラで訴えるも、女性教師から校長へのメールに「厳しい言葉での拒絶がない」として敗訴(一審)→「本年の動向3―セクハラ裁判の困難」(2006/08/19)
2006年7月:「湖南省で職場のセクハラ防止責任を規定。海南島訴訟判決」(2006/08/31)
2006年9月:「セクハラをした社長を解雇した会社、元社長に敗訴」(2006/10/11)
2008年2月:「セクハラの司法解釈について民間で専門家が建議稿を発表」(2008/03/08)
2008年4月:「方剛『男性研究と男性運動』出版」(2008/05/23)→男性とセクハラについても論じる
2008年6月:「『セクハラで初の刑事処罰』」(2008/08/06)→誤報と指摘
2009年2月:「職場におけるセクハラの調査とセクハラ防止法の提案」(2009/03/15)
2009年9月:「セクハラを例にした、婦女権益保障法の実効性に対する厳しい批判」(2009/10/31)
2009年12月:「広州でのセクハラ勝訴判決をめぐって」(2010/01/09)
2007~2009年:「北京大学法学院女性法律研究・サービスセンターによる企業内のセクハラ防止制度構築の取り組み」(2010/01/19)
2010年5月~2011年:「山木教育グループ総裁・宋山木の強姦事件をめぐる議論」(2011/12/31)
2018年3月:「『中国女性記者職場セクハラ状況調査報告』」(2018/05/01)

児童虐待
1999年、西安交通大学が全国で初めて子どもに対するネグレクトに関する調査をおこない、同年、全国初の児童虐待・ネグレクトシンポジウムも開催。陝西省翻訳協会東アジア児童虐待・ネグレクト専門委員会設立。
2005年5月、全国婦連とユニセフが「子どもに対する暴力に反対する国家級シンポジウム」開催。
2006年3月(2005年12月?)、陝西省児童虐待・ネグレクト防止協会設立。
→「中国における児童虐待防止の取り組み」(2007/03/22)

民族紛争、武力紛争と女性

軍隊と女性
(2007年7月)「好軍嫂・陳巧雲さん」(2007/08/25)
2008年1月~「『中国婦女報』になぜ『軍旗飄飄』面?」(2008/02/21)

少数民族女性

チベット
2008年3月:「チベット女性の状況」(2008/03/17)
〃:「チベット女性作家・唯色さんのブログ」(2008/03/21)
〃:「唯色さんのブログ、追記」(2008/03/23)
2009年1月「『中国婦女報』による『2008年10大女性ニュース』」(2009/01/10)→2番目のニュースに注意

ウイグル
ウイグル女性に対する強制中絶」(2008/11/30)
 →「ラビア・カーディルさん来日講演の記録など」のページも参照

中国における日本軍の性暴力
2006年8月:海南島戦時性暴力被害訴訟、一審判決→「湖南省で職場のセクハラ防止責任を規定。海南島訴訟判決」(2006/08/31)
2007年2月~:「日本軍の性暴力を扱った『ガイサンシーとその姉妹たち』上映」(2007/02/08)
2007年3月:中国・台湾で河野談話見直しの安部発言に抗議→「河野談話に関する安倍発言に対する抗議行動」(2007/03/30)
2007年4月:最高裁、中国人「慰安婦」第一次訴訟、第二次訴訟の上告棄却→「中国人『慰安婦』訴訟、最高裁が上告棄却。海南島訴訟、高裁へ。」(2007/05/02)
2007年5月:海南島裁判・高裁第1回弁論など→「ハイナンNETの活発な活動」(2007/06/28)
2007年7月:「『慰安婦』に関する中国弁護士協会などの調査報告」(2007/07/05)
2007年8月:「8月2日午後2時~ハイナンNETがネットラジオ」(2007/08/01)
2008年1月:「1月13日~16日、海南島『慰安婦』裁判で連続アクション」(2008/01/01)
2008年1月:「海南島裁判の原告の証言その他」(2008/03/10)
2009年3月:「海南島『慰安婦』訴訟高裁判決、台湾と中国の『慰安婦』サイト」(2009/03/27)
2011年12月~2012年12月:「2012年における反日デモ、日本軍の性暴力問題と中国のフェミニスト」(2013/05/08)

女性と教育

閔冬潮・杜芳琴(遠藤祐子、丹野美穂、遠山日出也訳)「中国の歴史教科書における性別問題の分析」『中国女性史研究』4号(1995年)1-11頁

2004年6月:史静寰『走進教材与教学的性別世界』出版→「小中学校の教材と授業のジェンダー分析」(2007/10/26)
2008年12月:「学校の女子トイレの便器の数を男子トイレよりも多くする規定」(2008/09/29)[追記あり]……「広東省未成年者保護条例」の改正草案とその成立について
2012年7月:「一部大学・専攻の入試合格ラインの男女差別に対する批判高まる」(2012/07/24)
2012年8~9月:「大学入試の男女差別に対する抗議活動つづく――差別を正当化する教育部を批判して、坊主頭になるパフォーマンスアートも」(2012/09/25)
2012年10月:「教育部、大学入試の男女差別について、外国語専攻などの専攻名を挙げつつ正当化――女性団体はすぐ反論」(2012/10/23)
2013年1~8月:「大学入試の外国語専攻の合格ラインの男女差別は撤廃、残る警察・航海専攻などの差別に女性たちが抗議」(2013/07/23)
2013年8~9月:「大学入試における男女差別の現状とそれに対する批判・抗議」(2013/11/30)
2014年3月:「8都市の女子大学生、教育部長に小中学教科書の性差別的内容の是正求める建議の手紙」(2014/06/08)
→性教育については、「セクシュアリティ・性教育」へ

家族

2007年3月:張迎春さん、「国際シングルペアレントデー」の設立を提唱→「女子大学生、国際シングルペアレントデーの設立を提唱」(2007/04/01)
2006年6月、鄭百春「二奶維権網」開設:「『お妾さんの権利ネット』をめぐる議論」(2007/04/01)
2007年4月:「鄒城市で『現代の孟母』を表彰する『中華母親文化節』」(2007/04/10)
2006年12月:(上海社会科学院家庭研究中心編)「『中国家庭研究』第1巻出版」(2007/05/01)
『近年の中国における離婚女性の諸問題に対する女性たちの動向』」(2007/05/15)⇢遠山日出也「近年の中国の離婚女性の諸問題に対する女性たちの動向」『女性歴史文化研究所紀要』第15号(2007年3月)43-59頁
2010年11月:「最高人民法院による婚姻法の司法解釈(三)の意見募集稿をめぐって」(2010/12/29)
2014年1月~2016年5月:「家族などからの結婚圧力(逼婚)を批判する若い女性たちの運動――2014年~2016年」(2016/07/06)

セクシュアリティ・性教育

セクシュアリティ
2003年~:「中国版《ヴァギナ・モノローグス》上演運動の展開――2003年~2016年――」(2016/12/09)
2008年1月:「世界華人性学家協会設立」(2008/02/22)
2008年6月:「北京で初めて『陰道独白』が上演される」(2008/06/26)(中国で最初の上演は、2003年12月、広州)
2008年:「2008年『中国10大セックス/ジェンダー事件』」(2008/12/29)
2009年6月:衛生部「インターネット医療保健情報サービス管理規則」公布→「インターネット上の性科学の情報を統制する規則」(2009/09/08)
2009年:「2009年度『中国10大セックス/ジェンダー事件批評』」(2009/12/17)
2010年:「『第3回(2010年)中国10大セックス/ジェンダー事件批評』」(2011/01/06)
2011年:「『第4回(2011年)セックス/ジェンダー事件批評』」(2012/01/09)
2012年:「『第5回(2012年)中国10大セクシュアリティ/ジェンダー事件批評』」(2012/12/25)

性教育、少年・少女の性
2006年8月:江西省婦連などが「江西省少女救助センター」設立→「中国初の婦連などによる、妊娠した少女のサポートセンター」(2006/10/03)
2008年12月:「初等中等教育での性教育の要綱」(2009/02/10)
2009年8月:「『早恋』防止を保護者の義務にした黒龍江省の条例をめぐって」(2009/10/10)
2009年12月:「北京愛知行研究所、政府に性教育とエイズ防止の強化を訴え」(2010/04/24)
2010年9月:「禁欲主義的性教育によるアメリカの宗教右翼の中国への浸透に警戒の声」(2010/09/24)

性的マイノリティ

各年の10大ニュース
2007~2009年の各年の中国10大セクシュアル・マイノリティニュース」(2009/12/25)
『2010年中国10大同性愛ニュース』」(2011/01/18)
『2011年中国10大セクシュアル・マイノリティニュース』」(2012/01/05)
『2012年中国10大セクシュアル・マイノリティニュース』」(2013/01/06)
『2013年中国10大セクシュアル・マイノリティニュース』」(2013/01/12)
個別の出来事
2006年2月:李銀河、同性婚姻立法を提案(2003年から提出している)。白永梅も、温家宝首相に李銀河の提案を支持する手紙を出す→「本年の動向6―同性婚姻立法の提案」(2006/08/24)
2006年10月:中山大学に「彩虹社」設立→「同性愛者などの人権のための初の正式の学生団体」(2007/02/17)
2006年12月:「中国初の『同性愛と法』シンポの記録出版」(2007/07/14)(シンポ自体は2006年1月)
2007年1月:「レズビアンサイト『花開的地方』閉鎖」(2007/01/21)
2007年7月:「第1回華人多地域レズビアンオルガナイザー・トレーニングキャンプ」(2007/07/26)
2008年2月:「北京LGBT文化活動センターがオープン」(2008/02/16)
2008年3月:「李銀河さん、LGBTの社会団体の登記を承認するよう提案」(2008/03/09)
2008年4月:「北京でクイア映画文化月間および上映会」(2008/04/20)
レインボー社、北京LGBT文化活動センターその後」(2008/06/02)
同性愛に対する中国の世論」(2008/07/04)
2008年9月:「レズビアンのためのネット商店が抹消される」(2008/09/30)→のち復活
2008年10月:「華人レズビアン連盟設立」(2008/11/25)
2009年1月(団体の設立は2008年6月):「『同性愛者の家族と友人の会』がサイト開設」(2009/01/03)
2008年:「女性の同性愛者・バイセクシュアルの状況調査」(2009/01/20)
2008年12月:「性的指向・性自認に基づく人権侵害を非難する国連総会での共同声明をめぐる中国国内の動き」(2010/05/12)
2008年12月:「民間諸団体、映画やテレビでの同性愛描写禁止規定の削除を訴え」(2010/04/23)
2009年2月:「バレンタインデーに北京の街頭で同性婚の記念写真を撮影してアピール」(2009/02/16)
2009年5月:「中国各地で反ホモフォビア・トランスフォビア・デーの活動」(2009/05/21)
2009年6月:「第1回中国多元性別芸術展開幕」(2009/06/17)
2009年6月:「第4回北京クィア映画祭と同映画祭の歴史」(2009/06/23)
2009年6月:「上海プライドウィーク」(2009/06/29)
2009年8月:「同性婚を求める主張に対する、婚姻制度批判の見地からの批判」(2009/08/05)
2008年―2009年「同性愛サイトに対する攻撃や規制」(2009/09/04)
2009年12月:「大理ゲイバー事件について、現地の同性愛者の人権団体がメディアと政府を批判する声明」(2009/12/10)
2010年1~3月:「同性婚をめぐる最近の動向」(2010/04/04)
2009年12月:「北京愛知行研究所、政府に性教育とエイズ防止の強化を訴え」(2010/04/24)
各地のセクシュアル・マイノリティのサイト(1)──初期の同性愛者の運動、ゲイ・MSM」(2010/05/31)
各地のセクシュアル・マイノリティのサイト(2)──レズビアンの近年の運動史と現在のサイト」(2010/06/07)
2011年6月:「第5回北京クィア映画祭は当局に中止を命じられるも、ゲリラ的に開催」(2011/06/07)
2011年11月:「LGBT報道のあり方を提案するハンドブック刊行」(2012/03/30)
2012年7月:「中国、女性同性愛者の献血禁止を撤廃」(2012/07/09)
2012年7月:「女性同性愛者らの組織『同語』、新献血政策に対して見解――男性同性愛者に対する政策の問題点も指摘」(2012/07/17)
2012年10月:「北京クィア映画祭についての映画が、関西クィア映画祭2012で上映されます」(2012/08/07)
2012年11月:「長沙市で中国大陸初のLGBTパレード」(2012/11/30)
2013年5月:「長沙で100人余りのLGBTパレード、しかし発起人は行政拘留12日に」(2013/05/27)
2009年~2016年:「マラソン大会への集団的参加や国際反ホモフォビアデーのサイクリングでLGBTをアピール――パレードはできなくとも、パレードのように」(2017/03/15)
2011年12月~2013年5月:「LGBT運動のゲイ中心主義やフェミニズム運動におけるレズビアンの主体性喪失に対する異議申し立て」(2013/06/12)
2013年5月~2015年1月:「職場での性的指向による差別の調査報告、企業への提言、中国初の性的指向による解雇裁判」(2015/02/03)
2013年5月~2015年8月:「大学教科書のホモフォビアの是正を求める運動」(2015/09/04)
2015年11月~2017年3月:「ホモフォビア教科書を放置する教育部を訴えた裁判の紆余曲折とその敗訴」(2017/02/09)
2015年12月~2016年7月:「大学のホモフォビア教科書の編者・出版社に対する働きかけ」(2017/02/15)
2008年~2016年:「学校におけるホモフォビアなどについての教員への働きかけ」(2017/02/27)
2017年:3月~10月:「ホモフォビア教科書是正運動の展開――出版社・編者に働きかけた成果、民事訴訟、『中国の精神障害の分類と診断基準(第三版)』の限界」(2017/10/31)
同性愛者とDV
2007年9月:「女性の同性愛者やバイセクシュアルに対するDV調査プロジェクトはじまる」(2007/11/25)
2009年7月:「レズビアンのための反DVハンドブック刊行」(2009/09/18)
ゲイの妻
2008年10月~「同性愛者の妻のための電話相談」(2008/10/21)
2009年3~4月:「『同性愛者の妻の会』開催、『同性愛者の妻の共同声明』発表」(2009/05/03)
バイセクシュアル
各地のセクシュアル・マイノリティのサイト(3)──バイセクシュアル」(2010/06/11)
トランスジェンダー
2009年6月:「『性転換手術技術管理規範(意見募集稿)』をめぐって」 (2009/09/15)
2009年11月:「『性転換手術技術管理規範(試行)』制定」(2009/11/22)
2009年:「トランスジェンダーのセックスワーカーに関する調査」(2009/12/13)
各地のセクシュアル・マイノリティのサイト(4)──トランスジェンダーの状況・サイト・思想」(2010/07/26)
2016年3月~2017年8月:「トランスジェンダーの就職差別、労働紛争訴訟と人格権訴訟の両方で勝訴」(2017/10/20)
2015年1月~2017年8月:「トランスジェンダー団体が次々に設立、継続的に活動」(2017/10/24)

売買春・セックスワーク

2005年12月 流氓燕、流氓燕妓女維権熱綫(06.1~紅塵熱綫)開始。
2006年1月 周瑞金「両会代表も地下性産業について語ってみたら?」が東方網(ネット)に掲載。
3月 全国人民代表大会で遅夙生弁護士が売買春合法化の提案を試みるも、黒竜江代表団の会議を通らず。
5月 李扁、猥褻物品罪と売買春処罰条項について全人代常務委員会に違憲審査を要求。
6月 流氓燕、サイト「紅塵網」設立。
11月 深圳市警察が売春女性を引き回し→翌月にかけて批判おこる。
→「本年の動向10―売買春に関する議論と行動」(2006/12/15)
2006年5月 「女性ネットワークおよび養成センター」設立→「中国にセックスワーカーのためのセンター」(2007/02/11)
2008年5月:「中国の女性セックスワーカーに対する暴力の調査」(2008/05/10)
2009年2月~「中国セックスワーカー組織ネットワークフォーラムの活動」(2013/01/23)
セックスワーカーのためのセンターの機関紙」(2008/06/20)
2009年8月:「『第1回セックスワーカーデー』、中国民間女権工作室、セックスワーカーの互助団体の萌芽」(2009/08/19)
2009年9月:「民間3団体がセックスワーカーの人権問題に関する報告を発表」(2009/10/01)
2009年12月:「世界基金のプロジェクト中止で、中国民間女権工作室に打撃――中国のNGOの困難」(2010/02/26)
2010年7~8月:「葉海燕らによるセックスワーク合法化の街頭宣伝と葉の拘束、第2回セックスワーカーデー中止をめぐって」(2010/08/15)
2010年8~10月:「中国民間女権工作室(葉海燕ら)に対する当局の弾圧と同工作室の活動停止」(2010/10/29)
2011年:「葉海燕さんが広西を拠点に中国民間女権工作室の活動を再開」(2011/12/13)
2011年8月~2012年3月:「葉海燕さんの婦連批判と『民間婦連』、底辺の女性への視点」(2012/05/03)

女性と健康

女性とエイズ
2007年3月:「タンポポ女性感染者ネットワーク」設立
2009年2月:「中国女性抗エイズネットワーク」第1回準備会議
→「HIV女性感染者のネットワーク」(2009/04/24)
2009年7月:「『女性抗エイズネットワーク・中国』設立
2011年:「女性HIV感染者のリプロダクティブヘルスに関するニーズ調査」(2012/02/28)
2010年~2011年:「女性HIV感染者の運動」(2012/02/29)

リプロダクティブ・ライツ/ヘルス
2005年12月:朱明若主編『中国婦女生育健康促進――従需求評估到政策発展』出版→「リプロダクティブ・ヘルスに対する取り組みを述べた書」(2007/11/19)
ウイグル女性に対する強制中絶」(2008/11/30)
2012年11月~2013年12月:「計画出産政策における女性の人権侵害に対するさまざまな抗議」(2014/01/29)

うつ病とジェンダー
2015年5~11月:「林鯨らの『性暴力反対・海南島一周自転車ツアー』と黄葉らの『直男癌に抗する、うつ病女性のフェミニズムウォーク』(北京~広州)」(2015/11/23)

トイレとジェンダー
2008年12月:「学校の女子トイレの便器の数を男子トイレよりも多くする規定」(2008/09/29)[追記あり]……「広東省未成年者保護条例」の改正草案とその成立について
2008年~2011年:「公衆トイレなどの便器数の男女比を改める動き」(2011/01/30)
2012年2~3月:「女子大学生の『男子トイレを占拠する』アクション」(2012/03/20)
 「WANに『中国の女子大学生の「男性トイレ占拠」アクションと日本のメディア』掲載、および日本における女性用トイレ不足問題について」(2012/04/18)
2012年8~10月:「女性トイレの増設求める運動続く――『男子トレイ占拠』から8ヶ月」(2012/11/03)
2012年11月:「全国の12師範大学で女子学生が各学長に女子トイレ増設求める手紙」(2012/11/22)
2013年7月:「ジェンダー平等活動グループ、9都市の公共トイレの便器数の男女比の調査報告発表」(2013/07/16)
2013年10~11月:「世界トイレの日に、13都市の女子大学生らがケンタッキーとマクドナルドの各店舗にユニセックストイレ設置を求める手紙を出す」(2014/01/17)
2014年11月~2016年5月:「公共トイレの男女の便器数の不公平是正を求める運動の2014年以降の展開」(2016/07/15)

スポーツと女性・ジェンダー
2008年3月:「『ジェンダーとスポーツ』シンポジウム」(2008/04/08)
2008年8月:「オリンピックでの女性選手活躍の陰で」(2008/09/23)
2012年7~8月:「オリンピック中国選手団の旗手が28年間男子バスケ選手であることに中国国内から批判相次ぐ」(2012/08/08)
2012年10~11月:「杭州国際マラソンの賞金の男女差別に女子選手らが抗議、国際陸連へも訴え」(2012/11/08)

高齢女性、女性障害者

高齢女性
2007年までの動向:「高齢女性(1)――高齢女性のかかえる問題」(2007/12/17)
2007年までの動向:「高齢女性(2)──高齢者権益保障法の改正とジェンダー」(2007/12/21)
2008年3月:「今年の全人代に提出された女性やジェンダーに関する議案など」(2008/04/02)→高齢者権益保障法の改正に女性の視点を入れる議案あり

女性障害者
2006年9月:「広州市女性障害者協会」設立
2008年8月:「中国女性障害者データベース研究開発および女性障害者の現状研究」プロジェクトの調査結果発表
→「中国の女性障害者の状況と組織」(2008/04/27)

女性とメディア

2006年1月:「2005年ジェンダー平等促進専門家推薦メディア」活動、8つの非女性メディアを表彰。
3月:女性メディアモニターネットワーク、「2005年十大性差別コマーシャル」を選定。
→「本年の動向2―女性の視点からのメディアチェック」(2006/08/19)
2006年12月:「中国放送テレビ協会ドキュメンタリー委員会に女性監督クラブ設立」(2007/01/30)

女性と文化・文学

2006年12月:日本の「女たちの映画祭」での企画:「チェン・ウエイスー『布─結びあう女たち』、ユーチン・ヤン『纏足』上映」(2006/10/22)
2008年4月:「山西省女性作家協会設立」(2008/05/27)

台湾

女性政策総記、女性と法律総記
2011年5月:「台湾、『女性差別撤廃条約施行法』制定」(2011/06/06)

女性労働
2007年12月:「[台湾のプライドパレードと]移住労働者デモ」(2007/12/25)
2007年12月:「台湾の両性工作平等法が改正、性別工作平等法に」(2008/01/06)

女性に対する暴力
陳韻如(遠山日出也訳)「ドメスティック・バイオレンス」、遠山日出也「台湾のDV防止法の特色」ともに台湾女性史入門編纂委員会編『台湾女性史入門』(人文書院 2008年)
2007年3月:「台湾・家庭内暴力防止法の改正」(2007/03/23)
『台湾におけるドメスティック・バイオレンス政策調査研究』報告書(2年前の文献ですが……)」(2007/12/13)
1999年4月、2010年8月~:「台湾刑法の『性自主妨害罪』の改正草案をめぐって」(2011/03/26)

「慰安婦」
2007年3月:中台で河野談話見直しの安部発言に抗議→「河野談話に関する安倍発言に対する抗議行動」(2007/03/30)
2008年11月:「台湾の立法院が日本政府に『慰安婦』謝罪要求決議」(2008/11/15)
2009年3月:「海南島『慰安婦』訴訟高裁判決、台湾と中国の『慰安婦』サイト」(2009/03/27)
2011年12月:「台湾でも韓国の水曜デモ1000回目と連帯するアクション」(2011/12/17)

女性と教育
2008年10月:「台湾で女子生徒に対するスカート強制が問題に」(2009/04/08)
2009年6月:「台湾のジェンダー平等教育法公布5周年目に民間団体が現状を検証」(2009/07/22)……スポーツについても言及あり。

売買春、セックスワーク
2008年3月:「台湾総統選に向けてセックスワーカー処罰条項廃止を求めるデモ」(2008/03/13)
2009年6月:「台湾:売買春の『専区』を設置する方針と人権・女性団体」(2009/07/18)
2009年11月:「台湾の大法官会議:『売春を罰して、買春を罰しない』条項は『違憲』」(2009/12/01)
2011年11月:「台湾:売春・買春とも処罰するが、売買春を許可する専区の設置を認めた法改正と民間団体」(2011/11/08)

性的マイノリティ
2007年6月:バイセクシュアルの組織「Bi the Way」設立→「各地のセクシュアル・マイノリティのサイト(3)──バイセクシュアル」(2010/06/11)
2007年10月:「台湾のプライドパレード[と移住労働者デモ]」(2007/12/25)
2008年8月:「サイト『デルタG』に、台湾初のトランスジェンダー向けホットラインの記事」(2008/08/21)
2008年9月:「台湾プライドパレードに史上最高の1万8千人」(2008/10/05)
2009年6月:「台湾のジェンダー平等教育法公布5周年目に民間団体が現状を検証」(2009/07/22)……トランスジェンダーや同性愛について言及あり。
2009年10月:「台湾プライドパレード2009に2万5千人」(2009/11/04)
2010年10月:「2010台湾LGBTプライドパレードに史上最高の3万人――すすまないセクマイ政策に怒り」(2010/11/04)
2010年12月:「台湾・屏東市で学校におけるセクマイ差別是正を訴えるデモ――心中したレズビアンカップルを追悼しつつ」(2010/12/22)
2011年4月:「台湾初のレズビアン雑誌『LEZS』創刊」(2011/04/21)
2011年4月頃~:「台湾の小中学校でのセクシュアル・マイノリティについての教育開始を前にした議論」(2011/04/29)、「台湾の小中学校でのセクシュアル・マイノリティについての教育が保守派の反対で難航・後退」(2011/10/31)
2011年5月:「女装して勤務した従業員を解雇した病院に罰金5万元――台湾初のトランスジェンダーの雇用差別に関する裁定」(2011/05/25)
2011年7月:「台湾で、LGBTの子を持つ父母により『同志父母愛心協会』設立」(2011/07/29)
2011年10月:「台湾で同性カップルらのための『パートナーシップ制度草案』を民間で作成」(2011/10/26)

香港

女性運動
2011年5月:「日本でセクハラ・パワハラで訴えられているプラダに抗議して、香港で女性団体が同社の株式上場に反対」(2011/05/03)

女性に対する暴力
2006年8月:「香港でアイドル女性の盗撮に抗議運動」(2006/09/07)
2008年6月(8月施行):「香港のDV条例改正とその後」(2008/10/09)
2009年12月(翌年1月施行):「香港の改正DV条例が施行、同性の同居カップルも適用範囲に」(2010/01/14)

性的マイノリティ
2006年12月~2007年月:香港女同盟会「同性パートナーDV研究アンケート調査」→「女性の同性愛者やバイセクシュアルに対するDV調査プロジェクトはじまる」(2007/11/25)で言及。
2008年6月:「香港のDV条例改正とその後」(2008/10/09)……同性の同居者間の暴力を含める改正に向けての論議に触れる
2008年12月:「香港初のプライドパレードに1000人あまり」(2008/12/26)
2009年6月:香港中文大学と香港女同盟会など「香港の同棲パートナーの暴力行為についての調査」発表→「レズビアンのための反DVハンドブック刊行」(2009/09/18)で言及
2009年11月:「香港プライドパレード2009に1800人あまり」(2009/11/05)
2009年12月(翌年1月施行):「香港の改正DV条例が施行、同性の同居カップルも適用範囲に」(2010/01/14)
2010年9月:「香港プライドパレード2010が資金難で中止」(2010/10/03)
2011年11月:「香港プライドパレード2011に2500人」(2011/12/25)

売買春、セックスワーク
2006年8月:「第1回香港セックスワーカー映画祭」(2006/08/27)
2006年10月:売春非犯罪化会議→「香港でセックスワークと法律についての会議」(2007/01/21)
2006年11月:「香港でセックスワーカー自身の組織『姐姐仔会』設立」(2008/02/28)
2007年:「香港のセックスワーカーのための組織『青鳥』と『午夜藍』がサイト設立」(2008/02/01)……団体自体の設立は「青鳥」1993年、「午夜藍」2005年。
2007年~:「香港・紫藤による買春改革の試み」(2010/03/17)